こよみすと 歴史散歩002. 〜麻布黒美水温泉 竹の湯 の秘密〜 仙台坂

こんにちは!

こよみすと プロデューサーの藤野です。

気学や風水好きな女性たちのために、
「こよみすと 」と言うプログラムを整え、
さらに歴史好きな男性にも、是非に、
この「こよみすと 」を広めたいと思っています。
 

「暦」に即した”こよみ生活”を送るようになると、
特別な日ではない、普通〜の毎日の中にも、
今までは気付かなかった様々な関心・興味が
続々と沸き起こってくるのです。

自然と、地理や歴史や文化にも明るくなります。

さて、


こよみすと の皆さんが大好きなパワースポットが、
オフィス(広尾)のすぐ近く、南麻布にあります。


今回の目的地は、と言うと
港区南麻布一丁目にある銭湯

麻布黒美水温泉 竹の湯 さん

https://takenoyuazabu.wixsite.com/takeno-yu

こよみすと のコンテンツ開発者であるアズ直子氏が、
今必死で開発している「東京龍脈案内」の中にも出てくる銭湯です。

ここではまず、
アズ直子さんのブログに出てくる「竹の湯」を見てみたいと思います・・・

麻布黒美水温泉竹の湯の近くには、まず思いっきり長い坂があります。私が住んでいる広尾から行くには、まず有栖川公園沿いの南部坂という坂を登り、そして登ったかと思うと今度は仙台坂という坂を下る。仙台坂を下るときには、左手に六本木ヒルズが見え、そして向こうに東京タワーがみえます。景色は最高ですがこの坂のアップダウンはかなりの運動になります。

 仙台坂の上には麻布氷川神社があり、仙台坂を下りきって麻布十番駅まで行くと古川があります。竹の湯があるところはちょうど坂を下りきった一番低いところ。昔々の地図を見るとそこは海の底だったようです。黒湯は、数億年前から海底に積もった「藻」が化石となったものが温泉に含まれる、海洋性の温泉です。坂を下りて行くときに、水底に下りていくイメージが膨らみます。そして帰り道は海の底から坂を上がって地上に出るのです。

とまあ、
六本木ヒルズが見えるだの、東京タワーが綺麗だの、
彼女なりの視点で竹の湯の地理的特徴を書いてあります。

広尾からのアクセスという意味では、
とても分かりやすく親切な記事で、さすがアズさんらしいな〜と思うのです

が、しかし!


女性達は誰も興味を示さないけれども、
蝶より、花より、団子より!!
六本木ヒルズより、東京タワーより!

もっと見るべきものがあるだろう!!

 
というわけで、
今日は、あの!独眼竜政宗で有名な仙台藩下屋敷のお話しです。。。

↓↓↓

松平陸奥守麻布下屋敷(まつだいらむつのかみ あざぶしもやしき)

南麻布にある韓国大使館の周辺、仙台坂の南側一帯は、江戸時代、仙台藩の麻布下屋敷が設けられていた場所です。天保12年(1841年)に仙台藩が幕府に提出した資料によると、その敷地面積は21,293坪余と、芝口上屋敷の25,819坪余に並び広大なものだったようです。現在では、大きな邸宅が立ち並ぶ閑静な住宅街に変貌を遂げ、当時を偲ぶものは見当たりませんが、品川下屋敷と同様、屋敷に隣接していた坂道が今でも「仙台坂」としてその名を留め、品川区及び港区のご尽力により設置された「仙台坂」の名の由縁を記した標識が、通る人々にその歴史を静かに伝えています。

仙台市ホームページより
http://www.city.sendai.jp/tokyojimu/shise/tokyo/masamuneko/shimoyashiki2.html

そう!この一帯はあの時代劇で有名な
独眼竜!伊達政宗の東京の別荘だったところなのです!

陸奥国仙台62万石 
徳川を除いて、加賀前田、薩摩島津に続く大藩 
東北の雄 伊達家の下屋敷だったのです!

ちなみに

大名屋敷には上屋敷・中屋敷・下屋敷というのがあって、

・上屋敷は公の儀式が行われ当主とその家族が住んだところ。
・中屋敷はご隠居さんや跡取りが住むところ。
・下屋敷は最も大規模なものが多く、庭園や倉庫として使われた別荘的なもの。

また、下屋敷は江戸時代に多かった大規模火災の際の大名の避難所としても想定されていた、と言われています。

その、仙台藩の別荘地があったから仙台坂という標識が今に残っているのですね。

 
この右側が、ず〜〜〜っと坂の下まで仙台藩のお屋敷だった!

六本木ヒルズでもなく、東京タワーでもないのです。

この坂を、
あの伊達政宗公が馬や駕籠に乗って、
上ったり下ったりした当時の様子を忍びながら
竹の湯に浸かる藤野なのです。

・・・と、黒湯に浸かりながら、
藤野がふと考えついた事。

竹の湯・・・竹の湯・・・
ああ〜〜〜!!!!
もしかして、

仙台藩の敷地の中にあったから「竹」の湯なのか!?

政宗公も、この黒湯に浸かっていたのかな〜!?

だって・・・

伊達62万石の定紋(家紋の事)は・・・

竹に雀 の「仙台笹」だし!!

政宗公のパワーは、
この黒湯だったのかもしれない!

 

 

 

暦を学ぶだけではなく、
旅に出かけるだけでもなく、

暦の知識に、
旅の知識をプラスして、
そこに
もともとの自分の興味関心を合わせて
暦と旅のある生活を楽しむのです。


大好きな歴史の中の出来事や人物が、
暦と旅の現生活の中に蘇って来て、
目の前にイキイキと再現されるような感動を
味わい続けているのです。

今、私は、
ここ渋谷区広尾にオフィスを構えて
毎日のお仕事をしていますが、

もう明らかに、
ここは東京ではなく、江戸!なんです。

いわゆる「江戸・東京ブーム」というものは、
時代を超えてなん度も繰り返されているようですが、

私は今日も、
歴史小説や新書、あるいはもっと高度な専門書を通して、
大好きな「江戸時代」に触れ、
同時に、最近では非常に便利に使えるようになって来た
「古地図」というものをめくりながら、
江戸と現代を行ったり来たりしながら、
本当にエキサイティングな毎日を楽しんでいます。

なぜ江戸が好きか?
というお話はまたいずれ・・・

 

 

 

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